未来の扉 2010 4 18

恨み心で恨みを解くことはできない。

 日本は、太平洋戦争の末期に、
東京大空襲で、10万人以上の人命が失われました。
当時も、東京は人口密集地であり、かつ木造家屋の密集だったのです。
焼夷弾によって火災旋風が起き、
焼死する人や窒息死する人が多かったのです。
多くの男性は、戦地に出征していましたので、
老人、女性、子供が東京に残されていたのです。
そして、広島、長崎へ原子爆弾。
敗戦の時には、日本は、焼け野原と放射線汚染となっていたのです。
 しかし、日本は、アメリカを恨むことなく、
むしろ、アメリカの技術を学び、
焼け野原から、世界第二位の経済大国となったのです。
 過去にとらわれる人は、過去を生きることになるのです。
そういう人は、過去に向かって生きているのです。
それでは、未来の扉を見つけることはできないのです。
 度重なる戦争で、中東は荒廃してしまいましたが、
それでも日本ほど悲惨ではないでしょう。














































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